梅、桃、桜。ついでに杏。見分け方ってあるの?

桃の季節は終わったでしょうか?
いえいえ、まだ咲いていますね。

今年は、うちの梅は咲きませんでした。
いや、今見たら、蕾がたくさんついていました。

これからですね。

さて、毎年外を歩いていて感じるのは、この
梅、桃、桜の見分け方がわからない!

ちょうど季節もこれからですので、この見分け方を調べてみました。

梅・桃・桜、見分けやすいのは桜

桜は、日本人には馴染みが深く、見たら、「あ、桜」とわかりますね。

え、わかりませんか?
桜には、梅・桃とは違う、一番の特徴があります。

花柄(かへい)と呼ばれる部分が長いものが桜です。
花柄と言われても何かわかりませんね。

さくらんぼの茎の部分、といえば分かるでしょうか?
この部分が花柄です。

桜は、一箇所からこの花柄が何本も出て、同じ房に幾つもの花をつけるんです。
だから、桜はこんもりした形になるのです。

梅と桃の違いは何か。

私はこの2つの区別がつかず、いつも困っていました。

さぁ!違いは何でしょうか!

簡単に見分けられる特徴はコレ!

1つめ。花ビラの形。

(左から梅、桃、桜)

花弁の先が丸いのが梅、少し尖っているのが桃です。
桜は割れていますね。

2つめ。葉の出方。

桃の葉は花と同時に出る

梅と桜は、花が終わってから葉が出ます。
桃は、花と葉が同時に出ます。
※例外もあります。

3つめ。花の付き方。

梅は枝に直接、1つの花が。
桃は枝に直接、葉と2つの花が。
桜は花柄が房になって先に花が。

4つめ。幹で比べる。

梅はゴツゴツ、ザラザラしている。
桃は滑らかで斑点状の模様がある。
桜はずべら化で光沢があり、斑点状の模様と横縞がある。

まとめよう!

いっぱい書いてしまいましたが、見分け方のまとめ!
花の咲く順序は、梅→桃→桜です。
とはいえ、ほぼ同時に咲くこともありますね。

花びらが割れていて、花柄の長いのが桜。

花びらがちょっと尖っていて、葉っぱが同時に出ているのが桃。枝全体に花がつく。

はなびらがまるくて、木の幹がザラザラゴツゴツしていたら梅。枝全体に花がつくが、桃よりまばら。

☆真打ち登場!杏って?

さあ、コレで見分けるのが完璧!!と思ったら、同時に咲く似たような種類の物がまだありました。

それが、杏(あんず)。
杏は、花びらが丸く、枝全体に花がつきます。
花柄があるものもある。

そう。杏はわかりにくい!

杏の特徴は、花が咲いた時に、萼(がく)が反り返ること。
梅桃桜は、萼は控えめで、花に寄り添っているのに対し、
杏の萼は、まるで反抗期のこどものように反り返ります。

幹は、桃に近い形状です。

☆最終兵器・豊後梅(ぶんごうめ)

豊後梅 bungo-bai

桜じゃない、桃じゃない。
幹の形状から梅じゃない!!
これは杏?でも、萼は赤く主張は激しいが、反っていない。

こういうものを見つけたら、ソレは、『梅』です。
豊後梅という、梅と杏をかけ合わせたものであるそうです。

Prunus mume

紛らわしい!!!

とはいえ、日本の風情を感じることのできる梅桃桜。
見分けられるようになって、

「あ、あれは桃だね」なんて、さらっと答えてみたいですね。

おまけ・香りも楽しもう

 

花は見て楽しむだけでなく、その香りも大事ですね。

それぞれの香りの特徴は?

梅は墨をすったときのような、なんとも言えない香り。

桃は、もっと甘い香り。

桜は、少し爽やかな香り。

昔、大阪城公園の梅林へ夜の散歩に行ったことがあります。
梅の香りは、夜のほうがよく香るようで、
梅林の中はとても独特のいい香りに包まれていました。

この時期特有の凛とした冷たい空気が余計に香りを引き立ててくれた気がしますね。

梅桃も桜もバラ科なんです。
香りもぜひ楽しんでくださいね!

大阪城公園の梅林、開花状況はこちらのサイトから見ることができます。
大阪城公園