トラジャ物語~その13

【トラジャ物語 その13】
今日は新宿まで買い物に行きました。
目的のものを買って、すぐに帰宅。

ウィンドーショッピングとか、
ランチとか、もっとゆっくりしたいなぁと思う今日このごろです。

トラジャ物語もやっと佳境です。
たぶん、人生で一番いいところかも知れません(笑)

ちょっと長くなったのですが、結婚するまで書いてしまいます。

興味のある方だけ、お読みくださいね♡

***

PHSとパソコンを手に入れ、
夜な夜なチャットで盛り上がる毎日。

少人数で濃い話を進めるうちに、
いつしか、すごく仲の良いグループが出来上がっていました。

そんな中、私はある人ととても仲良くなりました。

実は、私はドラクエのチャットにいながら、
ドラクエをクリアしていませんでした。

その話をしたとき、滅茶苦茶驚かれました。

それはそうです。
だって、ドラクエファンのチャットだったのですから。

するとその仲良くなった人が、
スーファミ持っているから遊びにおいで!
と言ってくれました。

その人は大阪におり、私は京都。
比較的近所でした。

私は、何の警戒心もなく、遊びに行きました。
駅で対面したとき、ものすごく驚かれました。
私のことを男の子だと思っていたそうです。

そして、滅茶苦茶説教されました。
『女の子が気安く出掛けていったりしてはいけない』と。

細かい経緯は忘れましたが、
せっかくきたのだから、とお家に招待してくれました。
その人のお家に遊びに行き、
お子さんと遊んだり、夕飯をごちそうになったりしました。

そして、ドラクエをプレイさせてもらったのです!
その上、歴代のドラクエのカセットもお借りしました。

今考えれば、冷や汗モノですが、
チャットで十分話していたので、
変な人ではない、と勝手に思っていたのです。
そんな事があり、ますますチャットが楽しくなっていました。

そのうち、仲の良いグループで、
みんなで温泉旅行に行こうぜ!
という話になりました。

今で言うオフ会ですね。

場所は諏訪に決定しました。

私は、ドラクエを貸してくれた人の車に乗せてもらい、
諏訪に向かいました。
他の参加者もそれぞれ諏訪に集まったのです。
そこに(夫)も来ることになっていました。
私は、毎日のようにチャットする中で、
すごく気になっていたのです。

***

こんなことをFBに書いていることが夫に知られたら怒られるかも知れないなぁと思いつつ書いています(笑)

(夫)を初めてこの目で見た瞬間に、
『ああ、この人と結婚するんだな』
と思いました。

今考えればおかしな話です。
その頃、別の人と付き合っていたし、
(うまくいってはいなかったのですが。)
何の接点も、脈絡もないです。

諏訪旅行はみんなで楽しく過ごしました。
次の日、諏訪の観光をし、別れました。

私は、二日酔いになりながら京都に帰り、
うまく行っていなかった人とのお付き合いを程なく解消しました。

***

楽しかった諏訪旅行から帰った後も
相変わらず夜な夜なチャットする生活が続いていました。

この頃、チャットに夢中になりすぎて、
電話代が数万円になる月もありました。

流石に、その後は少しチャットを控えるようになりました。

***

数ヶ月たった頃。
ドラクエのオフ会が東京で開催されることになりました。

盛大なオフ会でした。
お店を貸切りにして朝まで大騒ぎです。

そこで、堀井雄二さんにもお会いすることができました。(サインもらいました♪)

このとき(夫)と再び会い、直接話しをして、
おつきあいしてほしいことを告げました。

ですが(夫)は決断できずにいました。
それは、私の名前が原因でした。

実は、夫の妹と私とは同じ名前です。
しかも漢字も同じ。

パソコンのチャット内では
ハンドルネームという、
実際とは別の名前を使っていたので、
妹と同じ名前と気がつかなかったそうです。

(夫)は、妹と同じ名前の人と付き合うのは考えられない、と悩んでいました。

私は、諏訪で感じた直感を信じていたので、
『そんな事』と思っていました。

名前なんて、単なる記号なんだから、
気になるなら私が変えたらいいんちゃう??と。

すごくびっくりされました。
『親からもらった大事な名前を改名するだなんて!』と。

私はといえば、
『改名するなら、どんな素敵な名前に変えようかな~♪』
くらいにしか考えていませんでした(笑)

亜希子って平凡な名前だし、
どうせならめっちゃ素敵な名前にしちゃおう♪って(笑)

こんな感じの私に拍子抜けしたらしく、
『まいっか♪』って感じでお付き合いがスタートしました。

といっても、東京京都の遠距離でしたので、
月に1度デートできたらいい方でした。

***

この年の夏、私は和裁塾を引き払い、実家に戻りました。

同じ頃、姉が出産と渡仏のために実家に帰っていました。
甥っ子が3ヶ月になると、姉は義兄のいる仏へ。

そして秋になり、私はイトコとともに姉夫婦の家に遊びに行きました。
3ヶ月間めいいっぱい滞在する計画でした。

12月に帰国すると、私は体の異変に気が付きました。
妊娠していたのです。

生理が来ないのも、旅行で環境が変わったせいかな~と思ってました。
なぜかやたらとフライドポテトとオレンジジュースばかり食べていたり、梅干しを毎日かじっていたりしましたが、食事が合わないせいだと思っていました。

途中でイタリアへ行ってパンチパーマかけたりインラインスケートで新凱旋門爆走したりしてました…((((;゚Д゚))))

時間が経ちすぎていて、引き返せない所まで来ていたので、
私達は肚をくくりました。

お互いの親に打ち明け、怒鳴られ、あきられ…。

そして、そこからは早かった!
あっという間に両家の顔合わせ、
結婚式の日取りを決め、
各方面に連絡をしました。

帰国から1ヶ月後、私は『川崎亜希子』になっていました。

***

ネット婚がまだ珍しかった頃の話です。
その上、できちゃった婚という、とてつもなく恥ずかしいお話です。

ミレニアムを迎えるとき、
私達は別の意味で大変な思いをしていたのかも知れません。
あ、私ではなく両両親ですね^^;

夫の祖母が厳しい人だったのですが、
私が和裁を修めていたことで、
『着物が縫えるなら上等だ』
と認めてもらえました。

夫の祖母は、和裁をしながら一家を支えていたのだそうです。

こんなところで和裁が役に立つなんて!
と驚愕しました。

いろいろなものが
ばちばちっとつながっていった瞬間でした。

ああ、やっと結婚までかけました。
こんな話聞きたい人がいるのかどうか、ものすごく不安ですが、書ききった!という気持ちです。

今日は、イタリアでイケメンと一緒に撮ってもらった写真と
結婚式の写真です。
着物の写真は実家での挨拶回り時のもの。
愛猫のトラが写っています。