娘は漢字が苦手だ。
兄二人も相当に苦労したが、別格に苦手だ。
その原因を個々1年ずっと悩んできた。
いや、低学年の頃から本当に苦心してきた。
…主に旦那が。
私は、子どもの勉強を見ないことにしている。
なぜかというと、「教える」ということができないから。
教えるには、技術がいると常々思っている。
もしも他人であれば。
同等の成人であれば、ソレを踏まえて他人として教えることができる。
だが、自分の子、となると、話は別だ。
ジブンノコドモノコロハ・・・と、つい思ってしまうのだ。
ソレは後付の記憶だ。
本当の記憶ではないことのほうが多いのだ。
子ども時代は美化される。
良いものはより良いものへ、
悪いことでもそれなりに克服した話へ。
美化されるのだ。
思い出が美しいのはそういうことだ。
つまり、私の記憶など、こどに1mmも役に立たないのだ。
では、どうやって感じを覚えるのだ?
書くしかない。
ソレしか言えない。
もちろん物量をこなせば覚えられるだろう。
多分、ソレが一番早くて確実だと思う。
しかし、実際には子は書かない。
納得して自分で編み出したのなら書くかもしれなし。
でも親が提案したから、やらない。
天の邪鬼だ。
そんな素直な子だったのなら、漢字はよくできているはずなのだ。
頭の悪い子ほど、言うことを聞かない。
なぜなら、自分の頭の中でシミュレーションし、最適解を出すことができないからだ。
実際にやってみないと効果がわからない。
実際に体験してみないと、良さを感じることができない。
素直さは、何にもまさるのだ。
まずやってみればいいのに、と思う。
やってみて、効果があるとわかればやる気も出るのに。
難しいのかなぁ。
漢字の苦手さを克服するのにもしかしたらいいかもしれないと思い、漢字パズルというものを買ってみた。
組み合わせて漢字が作れるカードゲームだ。
実際にやってみると意外と難しい。
ヘンとツクリがそんなにないというのもあるのかもしれないが、うまく組み合わせるのが難しかったのだ。
大人でも難しいと、苦手と思っている娘にはもっと楽しくないものなのかもしれない。
あまり遊んでくれないので、なんとか楽しく遊べる方法を模索中だ。
せっかく家にいるんだから、これも遊んでみたいと思う。
漢字本当にネックなのでなんとかしなくちゃなぁ。