1日の平均学習時間は25歳以上の大人で7分なんだそうです。
とすれば子どもはとんでもなく勉強してますね。
よく勉強してるね、とまず心の中で礼賛しています。
さて、とはいえ、いわゆるゴールデンエイジの息子と娘。
もっと勉強しろ~!!
と心の中で同時に叫んでおりますが、何が学習か、という定義については、すべてが学習である、と思っているのです。
ただ、娘は中学受験児です。
まずは中学受験を突破できるだけの学力を、上手につけましょうね、というのが当面の目標ですね。
そして、あわよくばその中で「勉強の仕方」を身に着けてほしいなぁと思っています。
勉強の仕方を知らなかったために苦労した高校時代。
私の場合ですが、勉強の方法をしりませんでした。
勉強というのは、椅子に座って、先生の話を聞いて、教科書を読む。
これで完了だと思っていたのです。
学習とは、自ら学ばねば、身につかないもの。
そんな基本的なことに気が付いたのは、つい最近です。
もちろん自分が知りたいこと、身に着けたい技術に関しては、教えてもらわなくても勝手に習得しました。
どうしてもわからな変えれば、先達に教えを乞うこともしました。
基本はまねぶ。
技術は盗むもの。
こういうスタンスだったし、ここは「技術の習得方法をまず知らないからできなかった」などということではありませんでした。
しかし、学校のいわゆる勉強は、目的もわからず、使い方もわからず、利用方法も、それが何になるのかもわからず、ただ記憶しろ、というのは拒否反応しか起きなかったのです。
まだ、知らないことを知ることができて面白い!というころにはよかったのですが、高校生くらいになると、記憶領域にも不安が出てくる、書き込みする情報に検閲を勝手に駆け出すという余計な知恵がつき、反発するという悪循環。
何も考えずにどんどん詰め込んでいける小学生、中学生の柔軟な頭はうらやましいですね。
この時にもしも、整理して記憶領域に記録していくという技や、仕組みを理解して、上手に活用するプログラムなども同時にインストールできていれば、私の人生も違ったものになったかもしれません。
実際は、好きなことをして好きなだけ時間を勉強以外にかけたおかげで人としては面白い人生を送っていますが、勉強はさっぱりです。
勉強ができないだけではなく、つまりはきょうようがたりないにんげんなのです。
ここがものすごく後悔している部分。
教養というのは今から取り返せないよな、とひしひし感じています。
つまり、自分の子にはその部分をないがしろにしてほしくない、と思うのです。
ちょっと愚痴っぽくなりましたね。
今日はここまでにします。
まだまだ寒い日もありますので、体調にお気を付けくださいね!
おなかを温めるのはとても良いそうですよ!